小太刀 吉包小太刀 吉包

重要美術品
長さ1尺9寸5分
  (59糎)

 吉包は備前国現在の岡山県の刀匠で日本刀の歴史上、最古の時期の刀鍛冶です。
この時期の太刀は2尺5寸前後が多く、小太刀は太刀の添指や子供用に作られたと思われます現存数は少ないです。
 備前は最古の日本刀製作地のひとつで平安時代中頃から室町末期まで最も栄えた刀剣王国でした。

 刃文は匂い勝ちの小沸出来刃中は小乱れ小丁子、地肌は小板目で映りがたつ。

 約900年前の刀剣が製作当時の状態に近い形で現存している事は、先人がいかに大切に保存していたか分かる。
この時期の金属製品で保存状態が良く現存しているのは神仏関連か刀剣だけと言っても過言ではありません。それは刀剣が武器だけでない側面が有った事が分かって頂けるると思う。

刀友会、城下町佐倉の名刀展より


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